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2012年 05月 06日
2012年5月5日(土):平標山
天候不順なGWなので、空に不安を抱きつつ… 嫁の山岳会の残雪期山行に同行させて頂く。 当日の行動時間を長く設定しているので、登山口で前泊。 上里SAで21時45分くらいに合流して、雨足が激しい中を 月夜野IC~峠越えで平標山登山口到着が23時15分頃。 強風+小雨の中、ジャンボテントをササっと組み上げる。 私は、車中泊なのでファンカーゴのリアシートにゴザを敷き エアマットを広げ、シュラフ+インナーシーツを準備する。 そして、ジャンボテントへ各自手持ちの酒を持ち寄って前夜祭開始。 今回のメンバーは… 男性3名(リーダーTさん、Sさん、Hさん、私) 女性2名(Oさん、嫁) Tさんは、ちょっと山のブランクがあるとのことですが… その間に自転車のエンデューロで入賞寸前の実力者。山の経験も国内 の山スキーはもちろん、ヨーロッパも歩かれている経験豊富な方なので、 残雪期の歩き方、判断のポイントなど…学ぶべきことが多いぞ!! もちろん…SさんもHさんも、その経験は豊富過ぎる。 通常では敷居が高いとイメージする山岳会の山行に、こうして同行させて 頂けるってのは、ホントに貴重な勉強の機会だしとても感謝で一杯です。 24時を越える頃から、テントを揺らす風がとてもとても強まって来る。 25時ちょい過ぎに就寝ということで、ファンカーゴの宿泊スペースに移動。 車体を揺らす強風。強風と雨粒の音をBGMに… 明日は登れるのか…この強風で稜線に出て吹っ飛ばされないのか…不安と 期待を抱きつつ…爆睡。 ●備忘録:車中泊編 上:モンベル・ジオラインLW長袖+モンベル・インナーダウン 下:モンベル・ジオラインLWブリーフ+モンベル・ライトシェルパンツ 寝袋:モンベルの青+某社のインナーシーツ 朝6時ちょい前に起床。 隣のジャンボテントは風にあおられてるぜ。 外は…風は強いけど…冷えてはいない感じ。頭上は低い雨雲。 朝食をしつつ、ウェアに悩む… ●装備: ザック:オスプレイ・ケストレル38(S/Mサイズなので、実は36L) 火器 :ジェットボイルPCS(1.0Lカップのセット) 食料 :ショッツ・エナジー・ジェル(ワイルドビーン) ハニースティンガーグミなど ランチパック(ツナ) 衣装 :ベース=ファイントラック・フラッドラッシュスキンメッシュ アンダー=モンベル・ジオラインLW長袖 ミドル =マーモット・冬物長袖T+モンベル・インナーダウン ミッド =ファイントラック・ニュモラップ・フーディ アウターとして、ファイントラック・エバーブレスブリオジャケット持参 ブリーフ=モンベル・ジオライン・ブリーフ タイツ =CW-Xスタビライクス・ロングモデル パンツ =ファイントラック・ストームゴージュアルパインパンツ 靴下 =クロスプロ 帽子 :MHW・バタービーニー シューズ:LOWA TAHOE GTX WXL W's+ショックドクター中敷+モンベル・ゴアゲイター アイゼン:モンベル・6本爪 ポール:BD・トレイルショックコンパクト 水 :ハイドレーション1000mL シトリックを500mLのボトルに溶かしたもの 炊事用で0.8L で、締めて10kg位か(汗) 行動着にダウンを選ぶとは…保温着を持ってくれば…と反省。 ジャンボテントをササッと撤収して、7時40分頃に入山。 風も少しずつ弱まり、雨は止んだ。 ●改めましてコースです。 平標山登山口~松手山~平標山山頂~仙ノ倉山往復~平元新道 で下山。 距離:14.4km / 累積登坂:1192m このコースは、2010年7月にテン泊で歩いたコースの逆回り。 955mのスタートから1411mの鉄塔まで樹林帯を登る。 30分も登ると暑くなり、インナーダウンを脱ぐ。 時々出て来る残雪は、キックステップでクリアする。 鉄塔下で補給する。雨雲が薄くなり、北の方の雪山に陽射しが当たっ てるのが見える。 もしかしたら、雲の上に出られるかも… いや、気圧計も上昇している。本当に天候の回復が期待出来そうだ。 ここまでの樹林帯の登りも、しんどかったけど…次は松手山1613mまで 登る。時間にして45分位か… ここから天候は急好天!青空、綿雲が浮いて、残雪が眩しい。 1500m地点辺りだろうか…緩い雪の平原が広がる。ここはアイゼン無しで 進む。雪質の判断、歩き方など教えて頂く。 残雪に覆われた松手山山頂で休憩し、残雪と頬を撫でる風が心地良い稜線を 進む。夏は花畑で綺麗だった平標山直下の九十九折れの木道。 ペースは先頭のTさんがコントロールして下さってるので、それほど苦しくは 無い。行動時間10時間全域を見据えたペース配分が大切と実感。 そうそう、天候が回復してくれたので、振り返ると雪山の大パノラマが広が っている。これも歩き疲れた心を癒してくれる。 そうそう、Tさんが山スキーの話をして下さったが…私、興味津々であった。 そして…平標山山頂1983mへ到着。 空荷なので、走れるとこは走ってみる。 最後、仙ノ倉への木道はダッシュ…マラソン大会では何度とご一緒させて頂いた Hさんが追走でダッシュして下さったには、ビックリやら嬉しいやら!!! ここでは、Hさんの解説で谷川・上州方面の大パノラマを堪能する。 往復90分の仙ノ倉山往復を終えて、平標山山頂に戻る。 で、今度は、女性陣への12本爪アイゼンの歩行練習。 ちなみに、私は6本の軽アイゼンで参加。 夏は大草原の平標山の家までのルートが雪の大平原になっている。 ここは…スキーだったら最高なんだろうなぁ。。。と。。。 アイゼンの歩き方のレクチャーを受けつつ、山の家まで下る。 山の家から下は、樹林帯ながらも雪が豊富。 急斜面の下り、トラバース…色々なシチュエーションを体感する。 雪が無くなり木の根が目立ち始めた辺りで、アイゼンを外す。 身軽になったので、雪解け水が流る樹林帯をガシガシ下る。 途中でトレラン男女数人が登って来た。 カタログから抜け出して来たかのようなカッコええ服装だった。 Tシャツ1枚、タイツ1丁、非防水のトレランシューズ、男子はザック すら背負ってない…女子なんてスタイルが良すぎで脚が枝のよう。 オンロードシューズの女子もいたり、ミニマスの男子もいる。 この時点で15時頃だったはず。ここでは何も語らないけど… 雑誌でブームを煽るのも良い加減にせいやと苦言を呈したい。 良いペースで下り、平元新道の登山口に下山。 ここからは、駐車場まで緩やかに下る。 ふきのとうが群生していて、酒のつまみに…と摘む方々。 Tさんとは自転車の話をしつつ歩く。 そして、16時50分頃に駐車場に帰着。 行動時間(休憩含む)は、10時間であった。 激しく苦しい区間は無かったけど、重たいザック、長い行動時間、 馴れないアイゼン歩行など…じんわりと来る疲労を感じた。 ランニングハイと同様で…登山でもハイになる… 帰りの運転中も、嫁と今日の山行を振り返ってはテンションが上がり 放しであった。 まとまりなく書いてしまいましたが、長文にお付き合い感謝です。 最後に…この山行を企画して下さったリーダーのTさん始め山岳会の 先輩方に大感謝です。 私独りでだったら、経験不足で登れないような場所に導いて下さり、 凄い経験が出来ました。
by bfz
| 2012-05-06 20:04
| 山、トレイル(歩・走)
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Comments(4)
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atmos
at 2012-05-06 22:06
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うひゃーー、なんだこりゃーー!!!
すごいですね!! 見に行かないとわからない世界なんでしょうね 写真だけで楽しませていただきます♪ GWの締めくくりが最高な感じでうらやましいです♪
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黒スコット
at 2012-05-07 02:31
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bfz at 2012-05-07 23:00
atmosさん、どもです。
自転車も、ランも、登山も…自分の「脚」で「そこ」に来たってことが楽しい し、充実感や達成感があるんですよね。 確かに「あの景色」は、写真では伝わってないです(汗)私の脚でも登 れるので…あ、この平標山は、夏はお花畑が綺麗なので、atmosさん、是非!!
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bfz at 2012-05-07 23:02
黒さん、どもです。
かなりハードなサイクリングだったようですね。お疲れ様でした。 そうでなくても危険と背中合わせの「山」…雪があると、更に危険度倍増 なので…まだまだ勉強や経験の積み重ねが必要と痛感してます。
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